真性包茎は、機能以上に見た目の悩みが大きい
真性包茎とは、勃起している状態でも、勃起していない状態でも常に亀頭が包皮に覆われている包茎です。亀頭が表に出ないため恥垢がたまりやすく、臭いや汚れの原因になるほか、不衛生により炎症を起こしたり、感染症になるリスクがあります。また、亀頭が刺激にさらされないため成長せずに先細りとなり、見た目にコンプレックスを抱く男性もいます。勃起すると痛みが生じる場合もあります。
真性包茎のほか、勃起すると亀頭が締め付けられるカントン包茎、通常は皮をかぶっていて勃起すると亀頭が顔を出す仮性包茎もあり、多くの男性が包茎の悩みを抱えています。いずれも包茎手術をすることで衛生面や機能面が改善し、コンプレックスが解消されるなどメンタルに及ぼす影響も少なくありません。
クリニックを選ぶ際はインターネットのサイトや利用者の口コミなどを参考にすると失敗のリスクを減らせます。ほとんどのクリニックでは事前のカウンセリングを行っていますので、スタッフや医師の対応、人柄を見て最終的に判断しましょう。
真性包茎は簡単な手術で悩みとさよならできる
包茎手術はデリケートな部位の手術だけに心理的なハードルが高く、費用以上に本人の勇気と意思が大切です。手術そのものは他の美容整形手術に比べると簡単な部類で、手術時間も短く、術後の制約もそれほどきついものではありません。
術後のトラブルによって再手術や再建手術が必要になる場合もありますが、しっかりとクリニックを選べば一生に一度の手術さえ乗り越えれば、後の人生は包茎の呪縛から完全に解放されることになります。手術の方法は、余分な皮をカットして縫合する方法のほか、皮をむいた状態で縫いつける切らない手術もあります。
術後の5日間はアルコールを控える、7日間は激しい運動を控えるなどの制約がありますが、たいていの場合、手術の翌日か翌々日にはシャワーを浴びられるようになり、日常の生活で支障になることはほとんどありません。真性包茎の場合、保険が適用されるケースもありますが、それ以外は原則、保険適用はされません。
まとめ
真性包茎は男性の大きな悩みのひとつですが、一度手術をすれば、その後はその悩みからは生涯にわたり解放されることになります。手術事体は数十分で済む簡単なもので、術後の制約も少ないのが利点です。多くのクリニックがありますが、その技術や実績は大きな差があり、術後のトラブルも少なくありません。
クリニック選びは慎重に行うことが大切です。真性包茎は自分で治すことはできませんので、根本的に解決するには手術という選択肢になります。